歯を抜いても「歯がない期間」を作らない!抜歯当日に噛める・笑える「即時義歯」のご案内 ~金属のバネがないノンクラスプデンチャー(自費)も可能です~
- Harashima Takaharu
- 3月13日
- 読了時間: 4分
「歯の調子が悪く、いよいよ入れ歯になるのは覚悟している。
でも、仕事や人付き合いもあるし、歯がない期間ができてしまうのだけは絶対に困る…」
「どうせ入れ歯になるなら、金属のバネが見えない自然な入れ歯にしたい…」
当院には、このような深いお悩みを抱えてご来院される患者様が数多くいらっしゃいます。
歯を失うことへの不安に加え、審美性(見た目)や食事、会話といった社会生活に支障をきたす「歯がない期間」への恐怖は計り知れません。
しかし、ご安心ください。
現代の歯科医療には、歯がない期間を作らずに入れ歯(義歯)へ移行する治療法が存在します。
それが「即時義歯(そくじぎし)」という方法です。
今回は歯科医師の視点から、歯がない期間を作らない即時義歯の仕組みと、金属のバネがない自然な入れ歯(ノンクラスプデンチャー)などの選択肢について詳しく解説いたします。
歯がない期間を作らない
「即時義歯(抜歯即時義歯)」とは?
即時義歯(抜歯即時義歯)とは、その名の通り、保存不可能となった歯を抜く当日に、あらかじめ製作しておいた入れ歯を即座にお口の中に装着する治療法です。
通常、歯を抜いた後は傷口が治るのを待ってから入れ歯の型取りを行うため、数週間から数ヶ月の「歯がない期間」が生じてしまいます。しかし即時義歯を用いた治療では、抜歯前の状態で精密な型取りなどを行い、事前に義歯を準備しておきます。
即時義歯のメリット
見た目(審美性)の即時回復:抜歯直後から歯がある状態を維持できるため、お仕事や人前での会話も安心です。
社会生活の機能維持:咀嚼(噛むこと)や発音といった日常に欠かせない機能を、即座に回復・維持することができます。
即時義歯は「治療用・移行用」の入れ歯です
抜歯当日にいれる即時義歯は、あくまで「治療用義歯(移行義歯)」という役割を担います。
歯を抜いた後、傷口が治癒していく過程で、歯肉やそれを支える顎の骨(顎堤)の形態は大きく変化し、吸収して(痩せて)いきます。
そのため、抜歯当日にピッタリだった入れ歯も、時間とともに必ず隙間が生じ、合わなくなってきます。
そこで、歯肉や骨の形態変化に合わせて、歯科医師が義歯の内面に材料を足して隙間を埋める処置(裏装・リライン)を定期的に行います。
そして、お口の中の状態が完全に安定するのを待ってから、いよいよ最終的な「最終義歯」の製作に移行します。
即時義歯を用いた治療でも、
「保険」「自費(ノンクラスプ等)」が選べます
「即時義歯の治療だと、保険の入れ歯しか選べないのでは?」とご質問をいただくことがありますが、保険診療・自費診療(保険外診療)のどちらもお選びいただくことが可能です。
1. 費用を抑えられる「保険診療の入れ歯」
国の定めたルールと材料(主にレジンというプラスチック樹脂と金属のバネ)を使用して製作します。費用を抑えて機能回復を図ることができる標準的な治療法です。
2. 金属のバネがない自然な見た目「ノンメタルクラスプデンチャー(自費)」
「笑った時に金属のバネが見えるのが嫌だ」という方に非常に人気なのが、ノンクラスプデンチャー(自費診療)です。 柔軟性のある特殊な樹脂を使用することで、金属のバネをなくし、歯肉に溶け込むような自然な美しさを実現します。お口を開けても入れ歯だと気づかれにくく、審美性を最も重視される方におすすめです。
3. 薄くて快適、しっかり噛める「金属床義歯(自費)」
入れ歯の土台(床)部分をコバルトクロムなどの金属で作る入れ歯です。
保険のプラスチックに比べて圧倒的に強度が高いため、非常に薄く、コンパクトに仕上げることができます。 お口の中での違和感が大幅に軽減されるだけでなく、食べ物の温度(熱さ・冷たさ)を感じやすいため、お食事を美味しく楽しむことができます。
入れ歯治療への不安、まずはご相談ください
「歯がない期間を作りたくない」「人に気づかれない自然な入れ歯(ノンクラスプデンチャー)にしたい」「しっかり噛めるようになりたい」など、入れ歯に関するお悩みやご要望は患者様お一人おひとりで異なります。
当院では、患者様の現在の状態を最大限に活かし、あなたにとって最も機能的で、かつ見た目にもご満足いただける義歯をご提供いたします。抜歯や入れ歯治療に不安を感じている方は、お一人で悩まず、ぜひ一度当院までご相談ください。最適な治療計画をご提案させていただきます。



